今、再び
□4話 揺れる想い
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今、銀時達は人目につかない小さな空き地にいた。銀時と桂は岩に座り、奈穂は木に登っていた。
桂>いや〜今回は阻止できて良かったな。奈穂が来てくれて助かったぞ。
銀時>それにしても、ナイスタイミングだったよな。なんかカッコよかったし。
奈穂>別に。
銀時>おめぇさっきから元気ねぇぞ。
奈穂>・・・・・・そうか?なんともねぇけど?
奈穂はあえて明るい声を出した。
それが分かっているから銀時もそれ以上は何も言わなかった。
銀時>そうか。で、おまえはこれからどうするんだ?
桂>俺のとこに来んか?
奈穂>・・・一人でプラプラしとく。それが一番好きだからな。暇さえあればお前等んとこ遊びに行くから。
銀時>いつでも来い。
桂>待っておるからな。
奈穂>あぁ。じゃぁ、またな。
奈穂はそう言い笑うと去っていった。
銀時と桂もそれぞれ、元いた場所へと帰って行った。