今、再び〜過去編〜
□1話 出会い
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吉田松陽は、自分の開く塾で三人の子供と遊んでいた。
一人は髪をのばし、一つに束ねた黒髪の桂小太郎、
一人は紫がかった髪をしている高杉晋助、
もう一人は銀のくせっけの髪に紅い目をしている坂田銀時だ。
松陽>ちょっと買い物に出てきます。留守番を頼めますか?
桂>はい。大丈夫です。
高杉>気をつけて行ってきて下さい。
松陽>はい。では、いってきます。
松陽が出て行ったあと、三人は再び遊び始めた。
それからしばらくして松陽は、買い物をすませてそろそろ帰ろうかというときに村人に呼び止められた。
松陽>何か御用ですか?
村人>吉田さん、最近ね、夜に辻斬りが出てんだけどそいつが強いらしくて一人も生きてたやつはいないんだ。
松陽>初めて聞きました。
村人>あんた強いだろ?だからそいつを斬ってほしいんだ。
松陽>分かりました。
村人>ありがとう。助かったよ。
そういうと村人は走りさっていった。松陽はそのまま塾に帰った。
銀時>先生、今日の飯は何?
松陽>出来てからのお楽しみです。
銀時>ケチ〜。
それから30分後、全員でご飯を食べた。