Starry☆Sky
□すれ違い
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夏。
月子と付き合い始めて初めての夏を迎える。
「哉太!勉強しないとまた補習になっちゃうよ」
期末試験が近づいて3人で勉強することになったが哉太は机にもたれながら寝はじめた。
「もぉっ哉太ってば!」
哉太を揺すろうとすると素早く錫也が止めた。
「ほっときな…今は自分を優先しなさい」
「うん…」
哉太を心配しながらも自分の勉強を始めた。
結局帰るまで哉太が起きることはなかった。
「哉太かえるよっ」
声をかけるとようやく哉太が起き上がった。
帰り道、哉太に説教しようとしたがその前に錫也が話を遮ってしまう。
「じゃあ俺達こっちだから」
月子と別れた。