Starry☆Sky

□体育祭
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体育祭が近くなり出場種目の話し合いがクラスで話し合われていた。

「後はクラス対抗リレーだけだな。アンカーだけ決めちゃおうぜ」
クラス対抗リレーは全員出場するのが決まりだった。

「足早いやつがいいんじゃねーの?」
「でもアンカーって2周だから持久力あるやつのがいいんじゃねー?」
様々な意見が出る。
「誰かいいやつ……いたーっ」
突然叫ぶクラスメイト
「誰だよ!?」
「七海でいーじゃん!」
「へ?」
寝ていた哉太だったが名前を呼ばれ起き 、状況を把握し始める。
「学校一喧嘩が強くてよく先生から走って逃げてるし行けるだろ!」
クラスメイトの殆どは哉太の病気のことをしらない。

「だりぃ」
最初から体育祭もサボるつもりだった哉太は断るそぶりを見せる。

「俺がやる。」
アンカーに選ばれそうになる哉太をみて黙ってられず錫也が名乗り出た。

「東月もいいけどお前はご飯係りだし、優勝目指すとなるとやっぱり七海じゃね?」

哉太でクラスの意見はほぼ一致という状況に月子は不安な顔で錫也を見る。
錫也も困った顔で首を横に振った。
「頼むよ七海!お前しかいないんだ!」
クラス全員が哉太を見つめる。

「しゃーねーな」
お願いされると断りきれないタイプの哉太はアンカーを引き受けた
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