Starry☆Sky

□嫉妬と不安
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教室が静かになった。

哉太は一瞬困った顔をしたが、素直に謝れることは
出来ない。

そんな性格だと理解していても
今日の俺は何か変だ…

何故かイライラが止まらない。

いつもならこういう時は哉太が教室を出て行くのに
今日は俺の前で立ちつくしている。

ただ…俺の感情は止まらない。

「そうか…だったら他の奴と楽しくしてればいいだろ!!」

俺は、鞄を持つと教室の扉を荒々しく開け外に出た。

「馬鹿だな俺は…哉太…泣いてないと良いけど…」
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