Starry☆Sky

□ 補講授業
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「お前は…今走ったって遅刻は遅刻だッ」

「次の授業…出席日数ヤバイんですよ…」
七海は焦っている。

「次?次って…俺の授業じゃねーか!!」

「すいません…でも…このままだったら陽日センセーも遅刻っすよ」
七海が無邪気に笑った。
その顔に見惚れていると

「陽日センセ?授業いいんですか?」

その言葉で現実に戻される

「やべっ授業!!!」
思わず走り出す。

「陽日センセー」
「七海も急げッ」

七海はニヤッと笑い
「廊下は?」

「今は例外だ!!許す!!だから走れ」

「…可愛い」

七海がボソッと呟いたが聞こえなかった。

何とか授業に間に合った。
七海を見るとぐっすり寝ている。

気持ち良さそうで起こすのが勿体無い…

すると七海が急に起きた。
と、ほぼ同時に鐘が鳴った。
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