Starry☆Sky

□忘れ物
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〜一樹視点〜

「ふわぁ…」

今日何度目かのあくびをする。

「不知火会長ちゃんと寝てますか?」

七海が顔を覗き込む。

「あぁ」

素でこの仕草って冗談だろ?

思わず顔を伏せる。

「それより…この書類コピー頼む。」

「会長?七海君は生徒会ではありませんよ。自分でやりましょうね?」

相変わらず黒い笑みを浮かべる颯斗。

「好きでやってるんだ。気にするな青空」

微笑む七海。

「七海君…僕も手伝います。行きましょう。」
七海と颯斗は生徒会室を後にした。

「しっかし眠い…颯斗も居ないし少し寝よ…」


『噂には聞いてたけど…』

あれ…これ昔の俺…?
ってことは夢か

じゃあ目つきがめちゃくちゃ悪いのは七海か…

あいつは昔の俺を覚えてない。

次会う時は初めまして…
それが月子との約束であり

同時に七海達との約束となった…

七海と久々に会った入学式…

思い出してほしいと何回願ったか…

ぎーーッ

なんだこの音…
毎日聞いてたような…

ふと目を覚ます。
視界には
黒い笑みを浮かべる颯斗。
その手には…

「ミニ黒板ッ…」
もう一度鳴り響く不快な音…

「ぎゃーっ…」

「会長?仕事は終わったんですかね?」

「す…すみませんでした。」
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