novel

□In the side.
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「不二、今度お花見にでも行きたいね」


「...別に」



「不二と水族館にも行きたいな」

「僕は行きたくない」



「美術館なんてのもいいよね」


「....」



「あと植物園は外せないかな」

「....幸村」















「僕は、君と一緒にいられればそれでいい」



「何処にも行かないで」






白いベッドの上のいる彼は「大げさだな..不二は」なんて言いながら 優しく僕の頭を撫でた。



# end
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