novel
□Stupid man
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※白石の扱いがかなり酷い&不二に邪険に扱われるので正統派な白石、不二と甘々な白石が好きな方は見ないことを進めます。
変態でも邪険に扱われても何でもokな方のみご覧くださいませm(__)m
3-6教室にて。不二は頭を抱えていました
「 ...頭痛い」
...頭痛で。
「 にゃ?!大丈夫?不二!」
「....うん、」
「 保健室行こ?ね?不二 」
「 ありがと、英二 」
菊丸に付き添われ保健室に向かうおうとする不二。そこに誰かが菊丸の肩をポンと軽く叩いた
「 菊丸くん!俺が不二くんを連れて行く」
「 んー?...あーいいよいいよー俺が連れてくにゃ。な?不二! 」
「.....」
「 不二ー? 」
「 ....... 」
「 不二子ちゃーん?」
「 ............ 」
「..なぁ、不二ぃ〜なんで黙ってんの?」
返事をしない不二に菊丸が聞いてきた
「 いや、ちょっと...だって..なんで白石がここに.... 」
「 え?白石? ぁあ!ホントだっ、白石だ!!」
「 ...英二..遅い 」
「 に゛ゃ ?!だって白石てば普通に会話に溶け込んでくるから気付かにゃなかったよ!! 」
「 つかさっきから俺んこと放置し過ぎやろ...それにしても流石は不二くんや! 」
「 何が流石?、普通気付くから。気付かない英二のがすっごいから 」
「......にゃんか不二、俺のことバカにしてる? 」
「 ...クス。バカになんてしてないよ、英二のことはね 」(ちらりと白石を見る)
「 そないに見つめられたら照れるやないか...不二くん、あかんで。まだ昼間やねんから 」
「 君は幸せ者だね、フフ。ところで
なんで大阪にいる筈の君が青学にいちゃってるのかな? ..」
「 勿論不二くんが頭痛い言うから俺が熱い抱擁を..」
「 .....遠慮するよ。じゃあこれでもう用は済んだね。じゃあね 」
「 不二くん....相変わらずツンデレやな。 」
「 ...ツンだけじゃん(ボソ)。もー不二!早く保健室行こー!」
「 そうだね。英二(ニコ)。なんか頭痛悪化した気がするよ 」
「 ...ちょっと、お二人さん。俺んことなかったことにしようとしてへん? 」
「 あはは、まさか。とりあえず白石 」
「 ...帰れ 」(ハモる)
「 不......不二くんの冷めた顔もエクスタシー!!」
白石をシカトして再び保健室に向かう菊丸と不二。
「 白石て、あんなキャラだっけ?」
「 ...元は、まともキャラなんだけど。僕のこと好き過ぎて豹変しちゃうみたい。僕が何を言ってもエクスタシーなんだってさ。 」
「 へ.....へぇ。は、早く行こっか...不二 」
「 うん 」
「 ...不二くんは素直やないなあ。しゃあないから今日は菊丸くんに譲ったるわ 」
的外れなこと言いながら、その場を後にする白石でした。
# end