ボカロ
□雪の日の光
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雪がふわりと舞い降りる。
キラキラ輝くイルミネーション。
そして
恋人達が寄り添っ…
「リア充爆発しろやコノヤロー!!!!!」
メイコが酒瓶片手に叫んだ。
「ちょ…めーちゃん!?」
もうすぐクリスマス。
街に買い物に行ったメイコは帰ってくるなり酒を飲みはじめ…
こういう状況に至った訳である。
「レンくんはまだ子供だし、カイトとがくぽはバカだし…あーあ、私にも素敵な人が現れないかしら。」
「めーちゃん…本人の前で何気に酷いことを…」
がくぽと並べてバカと言われた俺は ちょっと落ち込んで 自分の部屋に戻った…。
部屋で一人になった俺は
呟いた。
「クリスマス、か」
その日は今まで何度も通りすぎてきたけれど、
今年はレンくんと想いが通じあって初めてのクリスマス。
何か特別なことをしたい、でも何をしたらいいんだろう?
――みんなに聞いてみようかな。