ボカロ
□雨音
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side KAITO
―――――――
勢いで“好き”と言った。
俺はみんなのことが“好き”。
今言った“好き”は
そういう意味。
だけど 何故か
ドキドキが止まらない。
――もしかして俺は
レン君のことを。
そう考えた時、頬が熱くなるのが分かった。
そういえば、俺はいつもレン君を見ていた。
無意識に目で追っていた。
いつだったか、ミクに言われた事がある。
――「お兄ちゃんってレン君のこと見てる時、すっごい幸せそうだよね」――
この気持ちは恋?
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