ギャグ夢
□俺様のカキ氷
1ページ/2ページ
_ミ〜ンミ〜ン
「ああ〜暑い!!!暑いよ、セブルス!」
「・・・・我輩にふったところで、涼しくなるわけではないっ・・・」
「しってるよおおおお!!でも、なんかふってみたかったの!!!」
「・・・わけがわからん・・・」
「こらこら、名無しさん、みんな暑いのだから我慢をしr『がああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!』
Σ「え、なに?!」
「?!」
「わ、我が君?」
『これはこれは皆の者ちょうど良いところに!』
「ねえ、セブルス、ルシウス・・・今目の前にいる笑顔の我が君が怖いのは、私だけじゃないよね?・・・」
「「・・あ、ああ・・・」」
「ど、どうされたんですか?我が君・・・」
『おおっよくぞ聞いてくれた、ルシウスよ!』
「・・・・。」
『それが・・・俺様がせっかく、せっかく作っていた氷を誰かが使ってしまったようでな!!!!!!!!!』
(((え、たかがそんなことっ?!?!)))
『その氷でマグルのおすすめのカキ氷を作ろうと楽しみにしていたのにっ』
卿は、スキンヘッドの頭にぶっとい青筋をたてていたかとおもうと、次はしくしくと泣き出し、床を叩きはじめた。
(あの魔法界で恐れられている闇の帝王とは思えんな・・・)
なにも言わないルシウスとセブルスをちらりとみると、二人ともほんとに呆れている様子だ。
「あの・・・その氷はどこで、凍らせていたのですか?」
『ああ・・・確か、皆が集まる部屋の冷凍庫(?!)に・・・』
「冷凍庫・・・に近づくのは家事をやっている名無しさんがほとんどではないか?!」
[確かにそうだ貴様がやったのであろう?!!!さっさと白状せんかっ!!]
〚えええええええええええっちょ、やめてよっ!!我が君の目線が怖いって!!!違う違いますっ!!!!昨日からいっちども近づいてませんってばあっ!!!〛
『・・・あ、そういえば名無しさんは昨日からずっと俺様のそばにいたな』
「「え。」」
〚ほらねえっ!〛
私に罪を擦り付けようとしたセブルスとルシウスにべえっと舌をだし、我が君に擦り寄り、耳打ちをする。
〚たぶん、ルシウスですよ。今日の朝なんかこそこそしてましたもん。〛
『本当か?!・・・・ルシウス・・・貴様・・・・・・・・・・・・』
「え、え、え、いえいえな、なにをおっしゃいますか!!;私がそ、そのようなことをするはっ」
我が君はルシウスの話を聞こうとせず、不気味な笑顔で杖の先をぐっとルシウスの首に押し付けている。
『さぞおいしかっただろうなあ?俺様の作った氷は・・・んんっ??』
「ア、アッツ・・イエグッ・・ソノ」
〚(なんか悪いことしちゃった気がする)〛
ルシウスが一生懸命私とセブルスにヘルプの目を向けている。
だが私たちにはどうにもできない・・。
[・・・る、ルシウス・・・さらば]
「?!?!?!?!?!」
〚ごめんね。〛
「オ、オマ・・・エラアッツ・・・」
『さあ覚悟をきめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
[・・・・んっ?!お、おい名無しさんあれ見てみろっ!!!]
〚え?・・・・ああああっ!!〛
セブルスが指差した先には・・・
〚ちょっとすとおおおおおおおおっぷうううっ!!!!!!!我が君っ!!みつかりましたよっ!!!〛
『・・・・なにがだ?』
[あれです。]
「あ?!」