感謝感激!

□来訪者と戦国アイドル
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伊達マサムネ。
名前は聞いたことがないわけではないし、テレビをつければかなりの確率で遭遇するアイドルで1位を記録するだろう。

「またこのアイドルか…一体何本出りゃあ気が済むんだ?」

ファブニールも気になるほど、彼女がよくCMやらバラエティやらに出演する。
こんな人気アイドルから、ダンボール本編に出てもいいくらいなのにな……


そんな、この世界にやってきて、シヴァを倒した後のこと。
リヴォルトの襲撃が起ころうとも、テレビをつけると様々な笑顔が見れると安心できる。だから、この世界を守りたい。






次の日。
登校の途中、アミが猛ダッシュでこちらに向かってきた!い、一体なんなんだ!?


「マコト、大チャンスよ!
この前送った懸賞で、バラエティの観覧チケットが当たったの!!」
『バ、バラエティ…?』
「そのチケットってのがソイツか?」

アミの手元にはひらひらと4枚の紙が風になびかれる。
ファブニールの言葉に反応し、自慢するように見せびらかす。そこには、「VSアイドル!観覧チケット」と書かれている。
ああ、確かゴールデンタイムにやってる番組か…興味ないけど、間近にアイドルが見れるチャンスなんてそうそうないもんな……

「私とマコトとバンとカズで行きましょう!
この日のゲストは伊達マサムネと…」


途中にバンとカズの2人も加わり、彼らも一緒にバラエティ観覧に行くことになった。


まさか、その日に事件が起こるなんて思わなかったなんてな………

そんな当日。今日はなぜかファブニールは鏡に向かって何か頑張っていた。
…私も、生の芸能人を見るのだから張り切っていこうかな………
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