12/26の日記

01:48
Christmas2
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ケイスがアホみたいな顔して
「メリークリスマス」と言った。
そうか、今日はあのクリスマスって言う日か…
クリスマスの日の意味を一応俺は認識しているが、何故クリスマスになると街も俺の隣でへらへら笑ってるコイツも浮かれだすんだ?
浮かれる必要一切ない筈だろ?
ケイスが首から下げているロザリオは、どうやら偽物らしい。

そう言えば前からコイツは、ロザリオを首から下げていたような…
いつからだっけか…



そんなことを考えていると
空から雪が降ってきた。

「ホワイトクリスマスだね!」

俺があげたクリスマスプレゼントを首から下げて楽し気に笑うケイスを思い出した。



ゴッド=ベイン




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01:31
Christmas
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「メリークリスマス」
聖なる夜に俺はゴッド
に言った。

次にゴッドから帰ってきた返事は、「うかれてんじゃねぇ」
だって今日はクリスマスだから…少し位は楽しんだっていい筈なんだ。

上機嫌の俺にゴッドが更に一言。

「お前、本当にクリスチャンなのか?」

俺はクリスチャンじゃないよ。教会にも行かないし、何も崇拝していない。
そう言ったら、ゴッドは俺の胸元にあるロザリオを指差した。
「なんだ、ただの飾りか。」

ゴッドが飾りと呼んだこのロザリオは、昔…真っ黒なコートを着た灰色の髪のサンタクロースが初めて俺にくれた物なんだ。

自分があげたのも忘れて、俺のサンタクロースは、今日も仏頂面で憂鬱なクリスマスを過ごした。


ケイス=ハルク=マリネ


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