01/05の日記

23:43
どこにも行かないで下さい。
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「私は貴方が思ってるような女じゃないのよ。ロマンチックな言葉を並べられて、今更私が喜ぶとでも思ったの?冗談でしょ?笑わせないでよね。もし仮に貴方が思うような女なら、私は相当貴方に馬鹿にされてることになる。だって、そうじゃない。世界の名高き悪女?私は恐ろしくも美しい絶世の美女だって?自分自身でそう思い込んでる女と付き合うなんて、さぞ扱いやすい女よね、私って!そうでしょ?世の中を動かす男達の上を渡り歩いて、一国を破滅に追いやるなんて、罪な女…そう私が思ってるんだと貴方は思ってるんだからそう言う事が言えるのよ。じゃなきゃ、じゃなきゃ貴方は、本当に頭がおかしいわ。狂ってる!」



貴女が望むなら私の全財産を貴女に差し上げます。
貴女には、永遠に尽きることのない愛を注ぎます。
だから…お願いです、






「束縛しか脳のない愛じゃない。欲望を満たすだけのただの紙切れじゃない。私がほしいのは…自由よ。」

ミミ=ロイシス
&
アズベリー=ファイティン



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00:16
昔話
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昔、ゴッドからゼウスのことを聞いたことがある。ゴッド自らゼウスのことを話したことは一度だってないけれどゴッドのことを何も知らない出会ったばかりの俺は、今までずーっと1人で生きてきたのかと聞いてみたことがあったんだ。
俺には一応親がいたから、1人で生きてきた所謂、ストリートチルドレンという生きざまがどんなものなのか知りたかった。
当時のゴッドは、人と絶対に関わろうとしない頑丈な殻に閉じ籠った鉄の塊の様な人だったから1人で生きてきていても不思議ではなかった。

そしたら、あっさりゴッドは自分は物心ついた頃に親に捨てられて、それから少し年上の少年に拾われて生きてきたと言う。
その少年と2人だけの時もあれば3人だったこともあったと言っていた。だけど結局、ゴッドはまた1人になってしまった。
その時のゴッドは、もう2度と会いたくねぇ男だと少し怒ったような悲しそうな顔をしていたのを今でも覚えてる。それからゴッドは一度もゼウスについて何も語らなかった。でも最近、ゴッドにゼウスについて話をしてみたら…

「今度、どこかで出くわしたら…アイツの顔に唾吐いてやる。」

そう言ったゴッドはどこか嬉しそうに見えた。とりあえず、会う気はあるようだ。

ゴッド&ケイス

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