02/01の日記
00:08
同じ野良
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「俺と同じだ。」
いつもの道を歩いてると建物の間から黒猫が姿を現した。
俺はライダースジャケットのポケットに両手を突っ込んで黒猫に近付いた。
黒猫は動かないで屈んだ俺と見つめ合う。
人懐っこい猫は緑色の目をしていた。
猫は、にゃあと鳴いた。
きっと猫も同じだ。と言ったに違いない。
遠くの方から猫の鳴き声が聞こえてきた。白猫がこっちを見てる。見てると言うよりは、睨んでるみたいだ。
黒猫は気付くと白猫のもとへ走って行ってしまった。
「ケイス!」
俺を呼ぶ声がした。
後ろを向くとゴッドがこっちを見ていた。
見てると言うよりは、睨んでるみたいだ。
俺はゴッドのもとへ急いだ。
ケイス
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