04/24の日記
15:18
マリアside
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彼等と過ごすようになってもう2ヶ月程になるだろうか。
私は、今のところ売り飛ばされそうにはなっていない。むしろ、彼等と打ち解けているように感じる。
ゴッドさんは、私の素性を知らない。
私の行動を支配しようとしない。
そのことについては、慣れないような違和感を感じた。
全くもって自由で暖かい。
そんなある日、ふと夜中に散歩に行きたくなった。ベッドを抜け出そうとした私の手をゴッドさんは掴んだ。
私の胸はドキリと跳ねた。
「…夜は危ないぞ。明日にしろ。」
その声とその目が思ったよりずっと優しかった。
私は少しでも長くここにいたいと思った。
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