また同じ空の下で
□第三訓
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「真選組だぁッ!」
「イカン…逃げろォ!!」
銀時達が逃げ出すなか、大空だけが呆然と真選組を見つめていた
「大空なにしてんだ!逃げんぞ!!」
「…。」
「大空!!」
呼び掛けてもまったく反応しない大空に、しびれを切らした銀時が腕を掴んで連れて行こうとする
パシィッ!!
「ッな!!…大空!?」
銀時の腕を振り払った大空は、そのまま真選組に向かって駆け出した
「大空!?どこ行くネ!!」
「大空さん!!」
「…ッチ、しょうがねぇ。先逃げんぞ。アイツはつえーから心配はねぇ」
そんな銀時達の声も聞こえない
真っ直ぐ走っていった大空は、そのまま真選組にぶつかっていった
「お、おい!なんだコイツ!?」
「構わん、捕らえろ!!」
自分を抑えつけようとする手を払いのけ、必死に突き進む
さっき、確かに見えた
髪の色も、目の色も違ったけど
でも、アレは…あの『2人』は!!
『10代目!』
『ツナ!』
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