テニス/短い夢
□素
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｢ひーろーしーくーんっ｣
｢んん……んぅ…？」
昨日は柳生の家にお泊まりしたなり。
「おはようさん」
「……………ッチ」
「…………(・・；)？」
「朝からチーチーぱっぱうるせえ奴だな、白髪やろう……」
柳生が目を覚ますと今まで見たことも聞いたこともない口調と態度で俺に悪態をつきよる。
｢こちとら、テメーのせいで最近寝れてねぇんだよ｡夜中に電話するわ、貴重な睡眠時間を邪魔されるわ…なにやったか理解してんのかよ、爆発頭っ」
「ご、ごめんしゃい…」
スチャ←メガネ装着音
「わかっていただけたなら結構です。さぁ、ちゃちゃっと着替えて下さい｡朝食をとる時間がなくなる」
「…………はい……」
「何を震えているのですか？？」
「何でもなかとよ」
今日初めて知ったこと
…………………柳生が二重人格だということ……
正直、もう悪戯する気が起きそうもないぜよ。
おわり☆
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