06/24の日記

23:30
今年の指名馬を選んだ理由
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@エポキシ
これは馬体のバランスが非常に良い。
筋肉の質も良さそうだし、顔もGOOD。
本当に欠点が見つからない。
トモの入りも非常に良いし、鼻の大きさや耳のバランスもベスト。
馬体だけならディープの生き写しのような感じ。

Aヒドゥンアセッツ
実は写真を1つしか見てません。
なので、もしかするとハズレの可能性もありますが、その唯一見た馬体がハンパなくGOOD。
これも馬体のバランスから顔までケチをつける所がない。
アグネスタキオン産駒なので故障の心配があるから、普通なら下位指名が無難だが、馬の良さがハンパなかったので、1つの写真だけでこの順位に…(笑)

Bディサイファ
これは…かなり危険な馬(笑)
最初は全く目につかなかったが、良く見ると筋肉の質がハンパない。
少し頭が高そうで、気性的にも折り合いを欠きそうな印象があるが、それをもどうにかしてしまいそうな非常に良質な筋肉をしている。
ここまでの筋肉の馬は見た事がなく、かなり特異な馬のため、大当たりか大ハズレのどちらかの可能性が高い。

Cテストマッチ
これも馬体だけならかなり良い。
筋肉は質も量も申し分ないし、既に馬体の形もできている。
ただ、やや重量を感じる点と、脚が少し短い点、馬体の形が既に綺麗すぎる点が少し疑問。
もう少し、馬体に未完成な部分が欲しいが、雰囲気だけなら間違いなく大物。
デビューは早くなさそうだが、この順位にしたのは一発を期待したから。

Dエーシンエムディー
正直なところ、GTを勝つには血統的にパンチ不足の感じはするが、最初からずっと良い印象が崩れなかった馬。
特に第一印象では一番良く見えていた馬。
写真によっては良い意味での緩さや伸びを感じ、別の写真ではキンカメ産駒らしい筋肉をした馬体になっていた。
どちらの馬体でも印象は良く、間違いなく走ってくる馬。

Eアルキメデス
鹿毛で目立つ馬体ではないが、バランスは良い。
脚元もスッキリしているし、腰もしっかりしている。
アドマイヤムーン産駒の中では、父に一番似ている印象を受けた。
ミスプロの同系配合が好きではないが、ミスプロ4×3のクロスに少し期待。

Fエイシンリンデン09
全体的なバランス、特に前脚〜肩の角度、腰までは完璧。
後ろ脚が理想にはもう一歩だが、トータルで見ると十分合格だろう。
どの写真を見ても形は良いし、これから流行りそうなヘイロー3×4にも期待。

Gオーシャンゼリゼ
ジャングルポケット産駒なので、走れる競馬場が限られる感じがしたのでこの順位に。
しかし、馬体の良さ、筋肉の質、全体の雰囲気だけなら上位レベル。
母母父ハイエストオナーも微妙だが、ジャングルポケット産駒には珍しい芦毛。
一発やってくれそうな雰囲気がある。
これも写真を1つしか見てないが…。

Hレッドルイーザ
これも写真を1つしか見てないので下位指名にしたが、馬体のバランスや顔、雰囲気は良い。
脚元もスッキリしてるし、アゴの発達具合も抜群。
母父アラジというのが実績、芝適性的にも微妙だが、これもミスプロ4×3に期待。

Iアルディエス
これは、穴。というか隠し玉的な存在。
キンカメに母父ダンスインザダークはショウリュウムーンが出てるが、母父ダンスインザダークはなかなか手が出しづらい。
馬体もバランスは良いのだが、まだ成長途上の印象を受けるし、緩さが残っている。
それを伸びしろがあると捉えているので、パンとしたらスゴイ馬になる可能性を秘めていると思う。
顔も非常にイケメンだし、筋肉も見るからにバネがある。
後ろ脚の緩さも良い意味でダンスインザダークが出ていて、広いコースを得意とするだろう。



☆コメント☆
[スワーヴ] 06-25 12:02 削除
お疲れさまです。なるほど!と思わせる内容ですね。

自分は最近も近年はイメージを大切にしています。

馬体の伸びやかさ、馬体にみなぎる力感(マッチョとはちょっと違います)、馬の名前も気になりますね。

ディープがデビューする前にレディブロンドの写真をロードのカタログで見たのですが、すごく気品があって惹かれたことを原点にしてるかな

その時は別の募集馬(サザンヘイローの子)と写真間違ってて「このサザンヘイロー、抜群やな」と思ったものでした(笑)

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22:16
「走る馬」選びのポイント番外編
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《惑わされない者が勝つ》

たぶん、何も惑わされずに馬を選べる人はいないと思いますが、それを最小限にできる人が勝者に近づくと思います。

POGをやっていて特に惑わされやすいのが厩舎コメントや牧場コメントです。

厩舎や牧場関係者は、情報がオーナーの耳に入る可能性があるため、基本的には馬にとって悪いコメントは言いません。

例えば、
「能力はあまり期待できないが、とりあえず仕上がりだけは早そうな馬」
こういうタイプなら
「完成度が高いので2歳戦から期待できそうです」
と言っておけば、オーナーへの聞こえも良いでしょう。
また、
「調教のペースが上がらず、全くデビューの目処が立たない馬」
だったら、
「期待してる馬なので焦らずじっくり進めていきたいですね」
こうコメントすると、コメントを目にしたオーナーも悪い気はしないはずです。

このように、必ずしも本心と表に出るコメントが一致してる訳ではないから(むしろ一致してる方が稀)、コメントは参考程度に読むくらいで、鵜呑みにはしない方が良いでしょう。

僕の場合は、デビューの時期や仕上がりコメントだけ参考にして、それ以外の期待度的なコメントはほとんど無視してます(笑)

オーナーの大切な愛馬を「期待してる」と言わない調教師や牧場関係者なんていないのですから…。

もし雑誌に出てる「この馬は走る」とか「この馬は大物」とか「必ずクラシックに乗ってくる」というコメントが全て本心なら、年間に何頭の「大物」が出現すると思いますか?(笑)

きっと5頭に1頭は、上に挙げたようなコメントを言われてるはずですよ(笑)

それと同じように、美浦や栗東、厩舎なども気にしない方がいいです。

どこの厩舎だろうが、走る馬は走ります。

変に時代の流れを読んで、クラシックを賑わしてる厩舎ばかりに気を取られていると、ロジユニヴァースやテイエムオペラオーのような厩舎の馬を見逃す事になります。

それから、馬を見る時に注意してほしいのが「毛色に惑わされない事」です。

どうしても栗毛や青毛、青鹿毛の馬は光沢の関係で良く見えてしまう傾向があり、同じレベルの馬体でも鹿毛や芦毛に比べると「良いなぁ」と思ってしまいがちです。
が、そこで少し冷静になり「これが鹿毛でも良いと思うか?」と自分に問いかけて下さい。
それでも「良い」と思えば本当に良い馬なのでしょうが、「栗毛だから良く見えるだけかも…」という場合がけっこうあります(笑)

それと同じくらい惑わされがちなのが、脚に4本ともソックスを履いた馬。(脚が4本とも白い馬。)
これは、いくら馬体が普通でも雰囲気がメチャクチャ良く見える(笑)
4本ソックスの馬はどれも良く見えると言っても過言じゃないくらい、一瞬マジックにかかったような感じになります。
が、これもさっきの毛色と同じで「脚が白じゃなくても良く見えるか?」と問いかけて下さい。
大抵の場合が、ルックスに騙されてる事に気付くはずです(笑)
「現役馬で脚が4本とも白い活躍馬は?」と聞かれてすぐに思いつきますか?

なかなか出てこないと思います。
というか、僕は思いつきません(笑)

それくらい、4本ソックスの活躍馬って少ないんです。

でも4本ソックスなだけでかなり良く見える。

そう、ただ見かけに騙されてるだけなのです(泣)

上に挙げた毛色に4本ソックスだったらもう・・・(笑)

皆さん、気をつけて下さい。

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12:57
「走る馬」選びのポイント応用編A
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《イメージ》

僕は2歳馬の馬体を見る際、様々な「イメージ」を膨らませて見ます。

「写真で見る馬体が、実際にはどのくらいの厚みなのか?」
「正面から見たらどんな姿なのか?」
など、写真以外の視点から馬体をイメージする事も欠かしません。

そして、
「ここの筋肉が付けばこうなる」
「もう少しキ甲が抜けたらこう変わる」
「芯が入って腰がパンとしてくればこういう馬体になる」
など、完成した時の馬体も同時にイメージし、良いイメージが浮かんだ馬だけを絞り込んでいきます。

それから、
「この首の角度なら、こういう首の使い方で走る」
「このトモの入り方なら、後ろ脚の可動域はこれくらいになる」
など、歩く姿や走る姿までしっかりイメージし、より「走る馬」選びの完成度を高めていきます。

ある程度絞れたら、最後は頭の中で「GTのパドック」を歩かせます。

そこで
「GTのパドックを歩いてる姿が想像できる」
「GTのパドックを歩いてる姿は荷が重い」
と振るいにかけて、残った馬が晴れて指名馬となるのです。

このスタイルを確立してから、去年は指名馬5頭のうち3頭がしっかりとGTに出走してくれました。(ホーマンフリップも故障がなければGTへ出走予定だった)

まだまだ僕も「走る馬」選びを追求していかないといけませんが、近年は一応の成績は出しているので、良かったら参考にされて下さい。

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