※合宿所に人外(妖怪)が混ざっていたら、というパロです。






◆君島と遠野

「暑い」
「そうですね」
「暑い。死にそう」
「…冷たくしてあげましょうか」
「お前の冷たい視線でかぁ?」
「…」
「はは」
(まぁいざとなれば、物理的に、ね)


―――――
雪女(?)君島くん
本気出したら篤京さんなんて一瞬で氷づけなんだから




◆三津谷と袴田

※あくと兄さん(狐)がしっぽを出したまま爆睡

(…誰か来たらどうする気なんじゃ)
「…ん?なんですか?」
「すまん、起こしてもうたか」
「…布団かけてくれたんですか?」
「…おどれが無防備にしっぽ出して寝とるからじゃ」
「心配してくれたんですね、ありがとうございます」
「…」
「まぁ、バレても俺、人の記憶消せるんで大丈夫ですけどね♪」
「え!?」


―――――
九尾の狐あくと兄さん




◆毛利と越知

「月光さんは血吸わんでも大丈夫なんですか?」
「さして問題ない」
「代わりに何飲むんです?」
「水だな」
「水…」
「この合宿所の水は旨い。鉄の味がして」
「それ飲んだらあかんやつや!!」


―――――
吸血鬼月光さん




◆陸奥兄弟@

「悠歩、お腹へった」
「また誰かに化けて気をもらってきたら?」
「鷲尾を騙すのは飽きた」
「じゃあ袴田は?三津谷に化けて誘えばイチコロでしょ」
「袴田はそうだけど、そのあとの三津谷の報復が怖い」
「あー、この前悠馬、御札はられたもんね」
「なんで同じ妖怪なのにそんなことできるの、信じられない」


―――――
化け猫陸奥ちゃんの主食は人の「気」
恋人に化けてドキドキさせるとその「気」は甘くなって美味しいそうです



◆陸奥兄弟A

「大和を騙そうとして、徳川に化けたんだけど、」
「うん」
「全然甘くなくて驚いた」
「…付き合ってるよね」
「そのはずだけど」
「だから代わりに徳川からもらってきた」
「…どうだったの」
「すごく、甘かった」
「…」


―――――
大和が生きた屍なだけです




拍手ありがとうございました!!






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