ほっと

□拗ねるオレと、焦るキミ。
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'

「ねー しょおちゃん」

「ん、もちょっと待って?」


…さっきからそればっかり。
もう何回め?
ずっとニノと喋ってる。

相葉ちゃん、1人で帰っちゃうよ?

ほらほらリーダーだって
ニノと帰りたそうにしてる。

じーっとニノを見つめて…
あれ、

…眠そうなだけ?


……だとしても!
リーダー寝ちゃうから!
早く連れて帰ってあげてよニノ!

俺のためにも!ね!?


「しょーちゃん…帰ろうよぉ」

「もーちょい待って…」


なんだよっ!2人で楽しそうに話しやがって!
…ほーちなの?

あ、2人で俺のコトほーちプレイしてるの??

最低だよ翔ちゃん!!見損なったよ!

もう俺、拗ねちゃうもん!


「あ、大野さん寝てる…
だいぶ時間経ちましたし、終わりにします?」

「もうこんな時間かー、そろそろ帰るか。
ごめんな?ニノ、付き合わせちゃって。」

「いやいや。楽しかったですよ、翔さん。
じゃあまた、明日。」


ほら、帰りますよ。と
軽く身体を揺さぶってリーダーを起こし、
ニノは大好きな彼を、半ば引きずるようにして帰っていった。


「まーさき、かーえろっ」


ニノが帰って暇になったからか、
翔ちゃんは、ようやく帰る気になったらしい。


「…。」

「まさきー?」


さっき拗ねるって宣言したから、
徹底的に拗ねてやる!

ソファの上で行儀悪く体育座りしてる俺は
後ろから抱きつかれる気配がしたからスルリとそれを避けて
荷物を持ち、外へ出ようとドアへ向かう。


「ちょ、雅紀!?」


焦って荷物を持つ翔ちゃんより一足早く出て、
翔ちゃんが出る前にドアを閉めてやる。


あっかんベーーだッ!!



end.






続き、考えようか悩んで
結局、ここで終わり!

その後…どうしよっかな…
ダラダラですみません笑


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