ほっと
□ききみみ
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これは、
ある日の楽屋の中から聞こえた会話。
中に入ろうとドアに手をかけると、
微かに聞こえてきた声。
『……もぉ………ってぇ……ぃばちゃ……』
…智くんの声だ。
相葉ちゃんと一緒にいるのかな?
『えー?……んなこと…でしょ?
ほら、…とかは?……』
やっぱり相葉ちゃんだ。
二人でなんの話してんだろ?
仲間に入れてもら―――
『ッひゃあ!
……ァにコレっ……かんない…ォ……』
『え?…かんないの?ほら、…ーダーも好き……ヤツ…』
『んぅ!……らな…てばぁ……こんなの俺……きじゃない…ォ』
―――え?
…なにこの入りづらい感じ。
俺たちの楽屋の中で一体なにが…(汗
『…んなこと…っちゃっていーの?…あとで………しちゃうよ?』
『知らな…よぉ……かんないのっ…
…だからもぉ……たぃよぉ…!』
まさか…
…まさか、な……?
天然二人がそんなコト……っ
「どーしたんすか翔さん 楽屋の目の前で。」
声をかけられ振り向くと、
ニノと松潤が立っていた。
「〜〜ッいいところに…!
…聞いて!」
ドアの向こうを指差す。
素直にドアに耳を近づける二人。
『まだ早いよー……ばっかじゃん?…ほらほら、……んでしょ?どんな感じが……の?』
『冷た……ァんかぬるぬる……!……ちわるいよぉ!』
耳を離す二人。
そして一言。
「こりゃ…
…完璧ヤってんね。」
―だあぁッ!!!!!/
マジかよっ!///
「…やっぱり?
でも……あの天然コンビが…??」
軽いショックを受けていると
松潤が肩に手を置く。
「まあ…しょうがないさ
あの二人だって男なんだし。」
「ムラムラするでしょーよそりゃ。
普段からあんなに可愛い大野さん見てたら相葉さんだって…ねぇ。」
『そんな……っちゃって…ーの?あーあ。……わいそー…』
『うぅぅ……ーさん!も、降参…ぁ!』
ニノと松潤は納得したみたいで
楽屋が空くまでどこで時間を潰すか話してるけど、俺は
…俺は!
『…ーダー降参?じゃあそろそろ……てあげよっかな♪』
――納得出来なぁい!
相葉ちゃん、……俺の方が降参です…!!!
――バァアアアンっ!
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