ほっと
□キミソラ記念日
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「みてみてっ
空が青いよっ？」
「ほんとだ
雲も少しあんね」
「俺、こーいう雲好きだな
ふわーってしてて」
「ん
空の青にとけちゃいそう」
「ねー
雲の周りがねー」
「…あれ
今日雨って言ってなかったっけ」
「え、そーなの？
でも 降らなそーだよね？」
「大丈夫そーだね
風も気持ちい」
「ねー
あ ひこーき」
「いつもより早く見えるな。
すぐ飛んでったね」
「ねー
あ！さっきと雲の形が変わってる！」
「ほんとだー
あそこ、さっきまで丸いのあったよね？」
「そうそうっ
シュークリームみたいのがあったのになー」
「こーゆーのもいいね
たまには」
「俺は毎日してもいーけどなぁ
楽しいよね 空の観察ってゆーか」
「時たま しようか
こーやって。」
「そーしよっか
大切だよね、こーゆーのも」
「ね」
「あ、ちょっとあの辺…
雲 重いね」
「そーいや雅紀、
洗濯物どーしたっけ」
「あ!!ヤっバい干しっぱだ！
でもさでもさっ 反対側は青空だよー？」
「……。」
「………ダメ？」
「いや、
…いーんじゃない？」
「でしょっ？」
「雨、降んないといーね！」
「んね」
今日は
君と空を見た記念日。
end.