ほっと
□君が猫になったなら
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「ま!雅紀!?」
「えーと、…おはよう?」
いつもの笑顔で見つめてくる。
…うん、こっちの方がいい。
「潤?俺…嬉しかったよ?」
ほっぺに軽くキスをしてくる
なんだかくすぐったくって口元がゆるんでしまう
「どした?」
雅紀はちょっと頬を染めてから、言う
「俺に気付いてくれて。
大丈夫って言ってくれて…
もう、戻れないかと思ってたから…」
少し不安げな顔
潤んできた目
…そんな顔、するなって
「大丈夫だよ…もう、戻れただろ?」
頭を撫でてやる
はにかむような顔をしてから
もう1回キスをしてくる雅紀
「嬉しぃ…ありがと//」
「俺も、嬉しいよ
戻ってくれて。
猫も可愛いけど…人間の雅紀のが…
雅紀、愛してる」
少し身体を起こして
今度は俺からキスをする
「俺も…っ
大好き!!」
M A end.