ほっと

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「しょーちゃんしょーちゃんっ」






かれこれ2時間くらい歩いたかな?




足はヘトヘトで、もう歩きたくない!って言ってるけど

前をずんずん歩いて行く雅紀が、素晴らしく可愛い笑顔を浮かべながら
ときどき振り返るもんで…




…もうなにも言えないよね

可愛すぎるんだもん。
















少し休憩したりしながら
お店を渡り歩いていると

…あっという間に日が暮れてしまった。




「もう真っ暗だねー…」



雅紀がつまんなそうに呟く。



2人して少しずつ疲れが出てきて、

帰るかんじの話になってくる。



「今日、…楽しかったなあーっ

しょーちゃんとお買い物できるなんて!」



それでも笑顔の雅紀を見ると

1日の疲れが癒される。



ずっとこの時間が続けばいいのに…とか思ってみたりして


――ふと気づく。









告白してなくね!?





俺思い出すの遅すぎるだろ!
やばい…


今日が終わる。

大切な誕生日が…!








キラッ



「…ん?」

.
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