その他もろもろ

□なんか攫われた
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『うぇぇえええええいすげぇええええええバイクより速ぇええええええぇおえっ』
「むせてんじゃねーよ」



ただいま苗字名前、元居候3人組に攫われてます。砂漠のような景色、まんまるい満月。綺麗だとは思う。


『さーらーわーれーるーこの人等変態なんですぅー』
「殺すぞテメーマジで」
「変態なのはそこの2人で十分だ」
「死にてーのかウルキオラ」
『んでーこっからどこ行くのー』
「虚夜宮だ」
『らすのーちぇす』
「おう」
『すげぇええええ速ぇええええおえぇっ』
「だからむせるから喋んな」
「おいウルキオラ、まずどうする」
「とりあえず藍染様に謁見した方がいいだろう。」
『来ましたよ藍染様藍染様藍染様。』
「無礼のないようにな」
『私の性格解ってんの?基本タメ口よ?』
「「やめろ」」


なんか建物に着くと、藍染だかに会わせられるようで。歩くと遅いのでまだ担がれているんだが頭に血のぼってもう何がなんだか解らねーんだけど。


「おかえり、ウルキオラ、ノイトラ、グリムジョー」


すげー高い場所から見下ろすソイツ。すげー偉そう。
なんで見下ろしてんだよ。上司でも下がれよ多少はよ。


「その娘だね、キミ達が世話になっていたのは」
「はい、藍染様。実は」
「いい、解っているよウルキオラ。霊力が高まっているのだろう?」
『あのさー、突然攫われてるからなーんも話解んねーからさ。とりあえずアンタが藍染?』
「名前コラ」
「…そうだよ、私が藍染だ、君は?」
『苗字名前ちゃんでーす。うちの兄貴がアンタに土産持たせたの。はいどーぞ』


ウルキオラからふんだくって藍染に渡そうと手を伸ばした。当然届かない。


『グリムジョー。渡してきて』
「はぁ?お前誰に」
『早く』
「………………」
『グリムジョー三日前可愛かったね。春ちゃん家の子猫』
「だああああああ!!!渡す!!寄越せ!!!!」
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