目が覚めたら異世界でした

□偽物
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こんにちは、月島名前です。

今回陽泉高校と誠凛高校が2階の探索に出て、私は陽泉についていった。


のだが。




『っぎゃああああああああ』
「なにあれええええええええ」
「きめええええええええええ」
「oh、monster.」
『「帰国子女か!」』
「室ちんは帰国子女だし〜」
「いぇあ」


ゾンビに追い掛けられてるなう。
しかも悪趣味な事に、所々パーツが知り合いに似ているのだ!


「モミアゴリラ止まれテメェエエエエエエエエエ」
『すげえ!ゴリラが走ってる!すげえ!』
「その横のパンチパーマは知り合いかい?」
『いえ名も無いモブ野郎だよ』
[オレハモブジャネエエエエエ]
[ワシハゴリラジャナイイイイイ]
『「黙れモブ/ゴリラボケ!!」』


全力疾走してるのはいいが、どこも部屋が開かない。理科室やら家庭科室やらあるくせに!!


「開いたよー」
「のんびりか!!!」


ガシャン!!とけたたましい音をたて、中に入る。すぐさま後ろから視線。


『…美術室じゃねーか』
「お出ましかな?」
『氷室くん怖
くないのなんでワクワクしてんの』
「real monster huntだからね!」
「月島、氷室はこーいう奴だ」
「室ちんちょっとあれだからー」
『お、おう』


氷室くんが睨む先を見ると、紫原があー!と声を上げた。


「虹村主将だー」
「よぉ」
「シュウじゃないか!」
「知り合いか?」
「俺は帝光中時代、バスケ部主将してた虹村修造だ。2年。」
『月島名前ー!よろしくな!2年!』
「福井健介だ。3年」
「なんでここにいるのー?」
「解らねぇ。俺も気付いたらここにいてな」


そういや、優希が1回中学時代のバスケ部の写真見せてくれたっけ。こんな人いたなーそういえば。


こんな所じゃなんなので、体育館に戻ります。
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