休暇なう

□ろくわ
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食堂なう。ガツガツと料理の山を消費していく男共のなかに、私はいる。


『おかわり』
「おかわり!!」
「おー」
「エースも名前もよく食うなァ」
『まだ腹3分目ですよ』
「ふごっ」
「エース!!起きろよぃ!!」


エースマジでよく食うな、見習わせたい。イヅルさんとか。少食過ぎだからあの人。飯に顔突っ込んで寝るのはどうかと思うけども。


『ほらエースさん、顔中米粒だらけで、あぁもう、』
「……なんか名前、喋り方が母ちゃんみてーだよな。俺母ちゃんいた事ねーけど」
『私もいた事ないから解らないですよ』
「でも名前はエースと同じくらいだろ?」
『エースさん何歳でしたっけ?』
「俺20だけど」
『イゾウさん若く見てくれましたね。私これでも25なんですよ』
「そうかい、それでも若い方だ」


何千かと七百を飛ばして数えた歳だけど。

おいポチしらーっとした顔で見んじゃねえ。いいだろ見た目は若いんだから。霊圧を制御出来なくて極めきれないのが歳をとるんだよ。破面もそうだろが若造め。


「バアチャン……」
『(ぶっ殺す
ぞ)』


ナマエサン、ホロウガキマシタヨ、ホロウガキマシタヨ


うげっ今度は卯ノ花かよ汚ねーな!卯ノ花の声で言われたらサボるわけいかん。


「?今なんか音しなかったか?」
『いえいえなんも音してないです』
「俺も聞こえたような……」
「気のせいじゃねーのか?」


影響が出始めている。


義魂丸を飲んで、ここは任せたとスリーピーに言えば眠そうに返事したからポチに見張らせた。


『あ、大虚』


撒き餌に釣られたのかな、どこから撒いてるのか少し調査しなきゃ。
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