休暇なう

□じゅうごわ
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「喜べ名前。3500万ベリーだってよ」
『低すぎだろ海軍潰すわ』
「まぁ早まるな」
「“白ひげ、包帯の名前”だってよ!!面白い名前付けられたな!!!」
『私の印象包帯だけかよ。大虐殺でもすればよかったか』
「まぁすぐ上がるだろ額なんざ。別に名を上げるのが目的じゃあねェだろう?」
『まぁな』


名を上げるのではなく、自分の中にある確かな予感があったからこうしたのだ。静鬼を斬魄刀としてから勘だけが鋭くなってしまった。

そしてその予感は的中した。ティーチがエースの身柄と引き換えに七武海になったと、ニュースクーが運ぶ新聞で知ったからだ。


『そして、白ひげクルーのエースはほぼ確実に処刑される。白ひげはそうなればみすみす家族を処刑なぞさせんだろう?となれば、必ず戦争になる。その場には伊山柊炎も必ず出てくる。戦争に紛れ現行犯で捕まえるには私自身も戦争に出る必要があるからな、バレずに。』
「お前よくそこまで」
『年寄りの勘さね。』
「おお流石」
『誰がババァだ!!殺すぞ!!』
「言ってねえよ!!!」


この前赤髪のガキが白ひげを訪問してきた。テ
ィーチの話だったがとりあえず覇王色がとても邪魔くさかったので軽く蹴ったらぷんぷんしてた。可愛い。


『あれ、マルコ。ポチ知らん?』
「またサッチの所じゃないかねぃ」
『サッチはポチを甘やかしすぎる節があるなぁ』
「仕方ないだろ、あんだけ美味い美味いって飯食うんだからコックはポチを可愛がってやまないねぇ」
『そういうイゾウもすぐ飴をやるだろ。』
「可愛いんだよ」
『解る。』


ポチは破面になってからスイーツに目覚めるし料理にも目覚めた。無論食べる方。アイツの周りだけ平和だなぁ。


「名前」
『あん?』
「もし、名前が言うように海軍と戦争になればポチはどうするんだよい?」
『なんか深刻な顔してると思えばそんな事か。戦うよ、アイツもね』
「え、ポチ戦えんのか?」
『あのねお前等ね。私が育てるんだ、人間にも虚にも死神にも負けるような弱いのにするわけなかろーよ』
「どっからくんだよその自信」


歴代私の弟子で最弱は要だけだし。
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