休暇なう

□じゅうろくわ
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『じゃあ私どうすればいい?』
「とりあえず呑め」
『うぃー!!』
「親父!!呑ませんじゃねェよい!!」


んな事言ったって。

戦争前に海に潜ってるモビー内部なう。暇だよう……暇だよう……。


ホロウガキタヨナマエ、ホロウガキタヨコノウスノロ


『涅ぜってー殺す。アイツ絶対ネタ切れだろ』
「うすのろってまた酷い言い様だな」
『サッチは解るでしょ、あれ。ずっと前来たあの変な顔した』
「把握したけどアイツ凄く気色悪いな」
『いい子だけどねぇ』
「いい子……?」
「ナマエ、ペスキス、つかえた!」
『よーしポチはいい子だねぇ。じゃあ何体くらいいるか解ったかい?』
「ギリアン、じゅうご!」
『正解。』
「アジューカス、さん!」
『おお、じゃあヴァストローデは?』
「………………ナマエ、」
『そうだよ25体だね!楽しいぞーこれは』
「ヴァストローデって言ったら凄く強いんじゃなかったか?」
『なんだよたけしビビってんのか』
「誰だよたけし。」
「ラクヨウ、リンゴ、」
「ねぇよ。サッチ!」
「はいよ」
「ヤッタ!」

『緊張感の欠片もねぇなぁ』
「「お前に言われたくねーよ」」


私はいいんだよ戦争慣れしてるし。……慣れ?いつから?まぁ、そこは置いといて。


『雑魚が何匹来ようが雑魚は雑魚だよ。殺せば死ぬだろうが』
「雑かよぃ」
『喧嘩なら買うよマルコ』
「無駄な労力使いたくないよぃ」
「名前」
『なんだよニューゲートKYだぞ』
「グラララ!!そう言うな!聞きてェ事がある」
『なんだね』


笑いながらこちらを見るニューゲートに首を傾げれば、まっすぐにこちらを見やる。


「おめぇ、どうするつもりだ?」
『……どう、とは?』
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