休暇なう

□じゅうななわ
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戦場に悲鳴が上がる。何故と叫ぶ者、泣き叫ぶ者。地獄絵図としか言い様のないそれを笑って見ているのは、何人かの海軍だった。


「始まりやがった……!!」
「、鳥野郎、まさかテメェこれを見越してやがったのか……!!?」
「無駄話をしている暇はねェぞ鰐野郎……死にたくなきゃァ名前の後ろにいな」



白ひげクルーは殆どが船に乗り込んだ。船にはポチがいる、虚の対処は出来る。……海軍は大慌てだ、それはそうだろう。虚は味方だと思っていたのだから


まさかそれが自分達を殺しにくるなぞ、誰が思っただろうか


「トウエン、貴様……ッ!!」
「騙しとったんか!!!」
「騙す?とんでもない。私は騙したつもりはありません。……勝手に信じただけでしょう」


一体のアジューカスがクザンの背後に立った。あ、やばいかも。名前に悪魔の実の能力が効かない以上、虚の攻撃も避けられない可能性が高い。

赤い光が、自分に向かって飛んでくる。だがその間に何かが入り込んだ。その何かに光が当たり、爆発する。今のは一体、だがその疑問はすぐ様晴れた。


包帯の取れたその姿を見
るのは三度目だった。


『アジューカス程度が、楯突くんじゃねぇよ』


アジューカスの仮面を狙って蹴り飛ばせば遠くにいた虚達も巻き込み消滅した。


『いえすホームラン。』
「名前ちゃん、なんで」
『人間を護るのが仕事だからねぇ』


さて、そろそろお話しようか伊山柊炎。目が合ったから。おいコラ逸らすな。目を擦るな。霊圧制御の布を取る。


『神妙に致せ』


瞬歩で伊山柊炎達、元死神軍団の前に立つ。襲われかけていたセンゴク、サカズキ、ボルサリーノは一瞬事態を把握出来なかったが、服装から包帯を取った名前だと推測した。


「……死神……!!」
『遊びは終わりだ、伊山柊炎とその他』
「「「その他って言うな」」」
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