兎が跳ねる。

□三話
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「朝霧まだー?……って何やってんの」

「だ、だんちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

「え、何マジで。コイツ涙目なんだけど。キモいんだけど。殺すよ?」

「あぁぁぁぁもうその殺すよが僕の生きているという感覚をより強固なものにする!
いや、僕にMっ気はないっすから!でも今は団長のその台詞さえもが嬉しい!」

「いやマジでキモい」

「ぐっふぁってやだやだ殴り飛ばすにしてもこっちはやめてくださいよぅ!!
さっきまで奴がここに立ってたんすから!!
奴の体から分泌される得体のしれない液体が僕に付着するじゃないっすかそしたら僕の体が溶けてなくなってしまうかもしんないんすよそれでもいいんですかアンタはぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

「キモい」







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