桜が咲いたら(仮)
□ケンカするほど仲がいい
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犬「おい、一旦休戦しねぇか？べ、別に疲れてねぇけど、弱ってる奴から奪ってもつまんねぇしよ」
「わ、私は疲れてなんかないわよ！でも犬夜叉がそう言うなら・・はぁはぁ」
犬「息切れてんじゃねぇか！無理しないほうがいいゲホゲホガハァ」
「むせてる奴に言われたくないわ！」
・・・・・。
そして無言の攻防戦
犬「このままじゃらちあかねぇだろ！一回離そう、な？」
「そ、それもそうね。じゃあ、せーの！で離しましょ」
『せーの！！』
二人は森にこだまする程叫んだ
が
・・・・・。
犬「おい！全然離す気ないじゃねぇか！」
「あ、あんたこそがっちり掴んでんじゃない！」
予想できた結果だが、二人は四魂の玉を手放す気配はない
犬「違うからな！おれは『せーのせ！』の『せ』で離すと思ってたんだよ」
「ずるい！私ちゃんと『せーの！』で離すって言ったじゃない！」
犬「そうだったかぁ？」
犬夜叉はしらばっくれる気だ
「それに『せーのせ』まで言うなら『せーのせーで！』じゃなきゃ納得いかないわ！」
そして二人は『せーのせ！』か『せーのせーで！』かでもめはじめた
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