桜が咲いたら(仮)

□失うまで大事なものには気づけない
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バリーンッ





・・・・・。


犬「おめぇぇぇぇ!!何してんだぁぁぁぁ!!四魂の玉がこれぇぇ!粉々じゃねぇか!」


かごめの首をつかむ


「あはは・・・やっちったなぁ・・めんごっ☆」


犬「ふざけんじゃねぇ!おれはこいつを手に入れるためにどんだけ苦労したか!」



やばいぃぃぃぃ!


めっちゃ怒ってるぅぅぅ!


今にも首を絞め殺さんとする勢いで圧力がかかる



楓「どうしたのじゃ。こんなに大騒ぎして。」


二人の大声に楓が近づいてきた



「なななななんでもないよ」

かごめは急いで粉々の四魂の玉を後ろに隠す


犬「はぁ?何言ってんだ?こいつ、四魂の玉を割り」

「おすわりっ!」


あへなく犬夜叉の訴えは掻き消された


「そういえば、さっき村の人が楓ばぁちゃんのこと探してたわよ」


楓「おぉ。そうか。それじゃあ、おぬしら、仲良くするんじゃよ」



かごめは楓が村の方に戻るのを見届けると、安堵の息をもらした



よ、よかった


とりあえず楓ばあちゃんにはバレずにすんだ


もしバレたら、きっとあの左目の車輪眼がだまっちゃいないわ


犬「・・・おい、どうすんだよ、これ。どう責任とんだよ」


犬夜叉はムクリと地面から起き上がる



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