だってあなたが好きだから!
□言葉にしなきゃ伝わらない
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遅い!!
何してやがんだ、桜は!?
土方は血だらけの二人の看病をしながら桜の帰りを待つ
「土方さ〜ん!遅くなってすいません!!」
たったっの足音とともに桜が来た
土「遅ぇぞ!早くしろ!」
土方はさりげなく桜の袴をチェックする
ダメだ
全く隠れてねぇ
心なしかさっきよりも穴が広がってる気がする
「実はさっき通りかかって山南さん連れて来ましたよ!」
南「斎藤君に藤堂君まで!一体これはどうしたんですか?」
山南は重傷の二人の傷の具合を見る
南「こ、これはただの怪我ではありませんね!」
さすが山南さんだ
いち早く二人が倒れた原因を察したか!
南「ま、まさか・・・
これは・・・
変若水?」
違えぇぇぇ!!
誰がどう見たってHANAJIだろ!
バカしかいねぇのか!
「そんな!なんでそんなことをしたの?斎藤さん!」
南「力は人を狂わせます。斎藤君もその犠牲者なんです。だが、しかし一言言いたい!
斎藤君!あなたは愚かだ!」
おめぇに言われたくねぇんだよ!
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