万事屋に行ってみる

□銀転魂
2ページ/4ページ

新八「…で………銀さんが神楽ちゃんで、神楽ちゃんが銀さんってことですか…って…信じられるかぁ!?二人で僕をからかって楽しんでるんだろぉ!!」


神楽「嘘じゃないネ」

銀時「どうやらぶつかった拍子に中身だけ入れ替わっちまったらしいよ…」


新八「口調が全く入れ替わって気持ち悪いんですけど」


神楽「だから入れ替わったって言ってるダロ」


銀時「ったく…定春の次は神楽かよ、なんで俺いつもこーめんどくせーことに巻き込まれるわけ?」


神楽「銀ちゃん、私と入れ替わったこといいことに、いやらしいことしないでヨ」


銀時「テメェみたいな洗濯板みたいなガキにそんな気起きねーよ!どうせなら結野アナと入れ替わりたい」


神楽「銀ちゃんのだってたいしたことないアル」


銀時「テメー!!いい加減なこと抜かすなぁ!!普段は謙虚でもいざ戦へという時は暴れん坊将軍になるんだよ!!将軍が常日頃暴れまわってたら国が崩壊するだろ!!」


新八「銀さん?神楽ちゃんだからね!神楽でギリギリなワード言ってるからね…」


神楽「新八ィー早く元に戻れる方法考えろヨ」



新八「うーん…二人がぶつかった拍子に入れ替わったとしたなら…」


銀時たちは玄関の階段のところに来た


新八「こうゆう場合、ぶつかった時と同じような衝撃で元に戻れるかもしれません。とりあえず階段から落ちてみるとかあらゆることを試してみましょう…」


神楽「ホァアチャーッ」

ドスッ

新八「ぎゃああああ〜」


新八は神楽(神楽入りの銀時)に飛び蹴りされ階段から落ちた


新八「ダァー!!銀さん!じゃなくて神楽ちゃん何僕のこと突き落としてんの!?」


神楽「新八が階段から落ちればとかなんとか言ってたから」


新八「なんで僕落とすの!!絶対必要ないでしょ!!どう考えたって当事者が落ちねーと意味ねーだろ!!」


神楽「うぎゃああああ〜」


神楽は自ら階段から落ちた


神楽「いっ痛たたたぁ〜骨折したかもしれないネ」


銀時「ダァー!!神楽ちゃん何してくれちゃってるのぉ!?それ俺の身体だからね!てかなんで1人で転げ落ちんだよ!!意味ねぇじゃん!俺怪我しただけじゃん!!」


新八「神楽ちゃん1人じゃ意味ないよ、銀さんと一緒に転げ落ちないと」


神楽「えっそーなの?」


銀時「そーなの?じゃねぇー!!ちょっ待ったぁ〜!!階段から落ちるとかハイリスクなことはやめようぜ。元に戻るどころかこの世に戻れなくなるかもしれねぇ」



神楽「ええー私こんなオッサンの身体で過ごすの嫌ヨ!!おい私の花盛りの十代返せヨ」


神楽は新八の胸元をつかみ前後に揺さぶった


新八「神楽ちゃん…自分の身体に当たりたくない気持ちわかるけど…なんで僕…?」



銀時「おい神楽、俺の身体お前と違ってもろいから!この年で骨折したら治りにくいんだからな!!あんま無茶すんなよ」


神楽「銀ちゃんも私の身体で鼻くそほじったり下品な言葉言ったりしないでヨ!お嫁にいけなくなるネ」


銀時「テメェがいつもやってることじゃねーか!!」

パコーンッ!


銀時「しまったぁ〜自分叩いてしまったぁ〜」

パコーンッ!!


銀時は新八を叩いた


新八「だから!なんで僕!?」



銀時「なんにしても早く元戻らないと…神楽、とりあえず元に戻れるまで俺から離れるなよ」



その時万事屋に一本の電話がはいった


神楽「あっ電話…新八出ろヨ」


新八「なんなんだよ僕の扱い!?あぁなんかムカつく!いつもより二倍ムカつく」怒


新八が電話をとった

新八「はい万事屋です」



「あぁ〜銀さんいる?配達の途中だったんだけど、うちの女房が産気づいて代わりに荷物届けてほしいだけど」


新八「えっと今取り込み中なので無理です」


「あぁ!元気な赤ん坊生まれるよう祈っていて下さい」



新八「だからあの…」


「今万事屋さんの家の前着いたんで荷物置いておきますね!今日中に配達しなきゃいけねーもんだからよろしく」



新八「ちょっとぉ!」





神楽「おい新八!なんかおっさんが荷物置いて行ってしまったネ」



銀時「これうちの住所じゃねーな…てか隣街じゃん!!」




新八「銀さん……仕事です…それ配達しなきゃいけないです…」



銀時「ったく、なんでいつも仕事ねーのにこんな時に限って頼まれるかな…ちょっくら行ってくるわ」


銀時は原付バイクに乗った


新八「ちょっと待てぃーッ!!!」


銀時「なんだ?」


新八「どう見たって原付乗れる年齢じゃないし、脚ついてないじゃないですか」


神楽「仕方ねーナぁーそんじゃ私いってくるヨー」


神楽はバイクに乗った


新八「ちょっと待てぃー!」


神楽「何アルか?」



新八「確かに間違ってはいないけど、てか神楽ちゃん運転できるの?」



神楽「今ならできる気がするネ!!で、どうやったら動くアルか?」



銀新「…………」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ