ぬらりひょんの孫長編

□#1 京都宣言
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初めまして皆さん。

佳澄です。
ただいま21歳として生活してまして。
まあ、高校もそれなりに卒業。
実は妖怪の身であったり・・。

ええ、弟も妖怪です、もちろん。
弟の場合、夜でしか妖怪化できないんですがね。え?じゃあ何で私は常時妖怪なのかって?
そりゃあ、妖怪同士の間に生まれたんですもん。弟には内緒なんです。何でかって?
まあ、いろいろあるわけです。男女の間のアレな感じで。アレはアレだよあのぅ〜・・アレだ!!
どれだ!ってか?!どれって言われたらアレだあのぅ〜・・っておやおやループしてるぜ☆
それはいーとして。アタシとリクオには、違う母親の血が流れてて。いわゆる異母姉弟ってわけです。


首「あ、おはようございますお嬢」
『あ、おはよう首無。今日も早いねぇ』
首「またそんな格好で・・。お身体が冷えてしまいますよ」
『別に寒くないし』
首「そういう問題じゃありませんよ」
『そーかねぇ。アッハッハ』
笑いながら廊下を歩いていく。
首「まったく・・。ああいうところは2代目にそっくりだな・・」


『あ、おはようございます若菜さ・・・母さん』
若「あら、おはよう佳澄。・・・やっぱり、まだ慣れないわよね。その呼び方」
『・・リクオの前だとちゃんと言えるんですケド・・・』
若「いいのよ、ゆっくりで。私は、貴女の母親だって思ってるから・・」
『(ニコッ)はい・・!』
リ「姉さん、おはよう!」
『ああ、リクオ!』
リ「姉さん・・ちょっと話が・・・」
『話?』
リ「ここだとちょっと・・」
『え、何その告白される前のような感じ。
じゃ、母さん、後で!』
若「いってらっしゃい」
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