最小公倍数

□七話
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なんやかんやで一週間。


今のところ虚に教われることなく平凡な日々が送れている。


まぁ、ピンチの時は一護が来てくれるから楽だったりする←


朝コンビニで買ったお茶と自分で作ったお弁当を持って屋上へとお昼を食べるために向かう。


因みに啓悟は購買でパンを買うらしい。


「うわー…いい天気」


爽やかに晴れた快晴。


…の下で2人仲良く並ぶ影が。


一護と朽木さん、かぁ。


僕だからいいものの他の人だったらまた変な噂たつよ?


「おーいお二人さん、オシゴトは順調?」


「浅葱。昨日も睡眠時間減らされたぜ、まったく」


「お疲れ様」


苦笑しながら一護の横に座ると、ストローに苦戦している朽木さんのジュースにストローを刺した。


「こうやるんだよ」


「おぉ…!すまぬ」


キラキラと目を輝かす朽木さんを微笑ましい目で見ていると一護に止められた。


「おい浅葱、いくら女あさりが好きでもルキアはやめとけよ」


「む!?浅葱はそうだったのか?」


「ええっ!?やめてよ、イメージ悪くなるじゃないか
僕は年上の女性しか興味ないの!それに朽木さんは年上でも死神じゃないか」


因みにストライクゾーンは黒髪ロングのストレートです。


どうでもいい会話で盛り上がっていると啓悟がやってきた。


「おーっす
いっしょしてイイっすかー?」


一護も軽く返す。


「…あれ?チャドきてねーの?」


「イヤ?」


「そういえば見てないね。購買にいるかと思ってたけど」


啓悟が1人で来たあたりから違うらしい。


うーん…不安。


チャドが遅れるのは珍しい。


ケンカが強いのは知ってるけど、ね。



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