小説2

□出会う前の僕らは・・・
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「あぁ〜〜〜だめアルな・・・・」

仕事を探して船代を稼ぐつもりが
未だに仕事も何も見つからず
金など入ってくるわけもない。
周りからかっぱらおうと思ったこともあるが
それは私のプライドが許さなかった。

仕事がここで掴めない。
こんなことでは地球にはもちろん行けない。

靴磨きをしたところで
10円にもならない。

一生かかっても地球には手が届かない。


「・・・・絶対行ってみせるアルからな!!
見てろヨ!!!!」

誰に言うでもなく大声で叫んでみせた。



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