小説2

□出会う前の僕らは・・・
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「皆さん 僕と攘夷をしてみませんか」


高杉と別れてから俺も
一刻も早く仲間を集めて攘夷をなそうと
努力していた。

今のところ大体の頭数は揃っている。

「皆さん 僕と一緒に・・・」

「桂さん こんなんで本当に
集まるんですか?
いや実際僕らもそれで仲間に入ったんですけどね;;;」

「うむ・・・よしこれはどうだ?」



「攘夷するものこの指と〜まれ!」

「おおおおおお!!!!
流石桂さん!!!これは有力だと思います!!!」

「即座に指に止まらないと仲間外れを
されるという恐怖心からいち早くいち早くと
止まりにくるアレッスね!!!」


バカげたことだとは思うが
お気軽でいいリーダーだ。

しかしバカな作戦にノッタ馬鹿たちが集まってくる。

「はいはーい 僕たち攘夷やりたいっす!!!」

「俺も俺も!!!」


まったくこのリーダーは。
しかしやはり見える人には見える。
その光が俺たちには眩しくて。

「桂さん!!次 いきましょう!!」

「そうだな!!
みなさーん 僕たちと一緒に攘夷を・・・」



みんな妙な光と個性に引かれてやってくる。

この人が 伝説の貴公子か。

いやなかなか面白い人だと思った。
ついていくのに難はない。



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