パロ

□リクエスト
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「どうします!?
またリクエストをくれましたよ!」

「何!?まさか そんな。
どうしよう、俺嬉しすぎてもう
死んじゃうかな!?
死んでもいいかな!?」

「あ、そう言えば銀さん死ネタでした」

「・・・・・ふーん、そっか・・・
主役殺しちゃうんだ・・・・」

「前にも言ったと思うんですけど
作者は主役が死ぬなら殺されろ派ですから
こういうリクエスト嬉しいはずですよ」

「そうだね、なんか楽しそうに
殺人計画立ててたよ」

「・・・で、なんかこういう死に方がいいとか
そういうのないんですか?銀さんは」

「・・・・いや、死にたくねーし!?」

「もしもですよ」

「・・・お前は?」

「僕なら誰かを護って死んで逝きたいですね
なんか最後は格好よく死にたいです」

「タッチのかずやくんかい?
眼鏡のモブキャラがどんなに
足掻いたところでかっちゃんのように
格好良くは死ねねーよ?
眼鏡は死んだら移されるのは割れた眼鏡だけだからね」

「私は死なないアル」

「死ねよ、どうやって死にたいか言えよ」

「・・・・病気ネタ?
余命一カ月の神楽ちゃんとかいくね?」

「あー、でも作者が一番嫌いな死に様だよ?ソレ」

「で?銀さんは?」

「俺はホラ、プリンとかの下敷きになって
死ねるならソレがいいね」

「・・・でも主人公プリンの下敷きになるって
嫌じゃね?たかがプリンに下敷きにされて
もがき苦しむ姿って逆に笑いしかでませんからね」

「・・・・どうせなら苦しくない方法で」

「車の中で練炭自殺でもなんでもしろ」

「えーそれじゃカッコつかねーよ
俺もかっちゃんになろうかな、
俺も子供助けて死んじゃおうかな〜」

「あ、でもなんか見知らぬ人助けて死ぬってのもなんか・・・ねぇ・・・」

「・・・でも正義だよ?」

「でも銀魂ならほら、僕らを護って〜とか
そういう流れがね」

「自殺か・・・やっぱ」

「格好つきませんよね」

「・・・・いや、不安定な銀さん設定で
あ・・・って奴ならなんとか・・・」

「あ・・・ってなんすか あ・・・って」

「あ・・・・って死ぬんだよ
あ・・・・・って」

「か弱い少女かお前は!」

「なんか銀さん死んでばっか、」

「いや、寧ろ銀さん死ネタどんどん増えろ」

「・・・え、今の作者?
もしかして 今ぼそっとつぶやいたの
作者!?作者だよね!!?
そんなに死んでほしいのか!!」

「妄想の中で果たして何回死なせたことか」

「・・・・・ぐすっ・・・」

「メンタル弱っ!
しっかりしてくださいよ、
どうやって死にたいですか?」

「センチメンタルな俺でいいよもう、
もう好きに死なせちゃってくださいよ」

「でも瑠菜様がどんな死に方が好きか
分かってませんからね・・・
ヘタに死なせたらがっかりさせますよ?」

「・・・・お前らも銀さん死んだ後の
心境とかそういうの考えてんの?」

「・・・・・・・・・もちろん」

「・・・・・・当たり前アル」

「嘘吐けえええ!!今の間は一体何だコルアァ!」

「もしかしたら病気死ネタは好きで
殺されるネタは嫌いって事も考えられるアル」

「・・・・でもほら、銀さんの気持ち とか
書いてあったから俺やっぱ
感傷的になってなきゃなんねーんじゃね?
俺弱い子になってみる」

「・・・・頑張れ」

「・・・・どうやって殺そうか、神楽ちゃん」

「・・・・うぅっ・・・ひっく・・・・」

「ど、どうしたの!?」

「銀ちゃんが死んだ時の練習」

「真面目にやってくンない!?
つーかやめてくんない?
面白半分にやるの!真面目に殺人計画を
立ててくれよ!どうせたてるなら」

「・・・ま、いつもどおり
流れるまま、気の向くまま、
適当になんかシリアスじゃね!?
みたいな空気つくっときゃ
奴らみんな騙せるアル」

「パクリはやめようよ、一応これ
オリジナルなんだからさ」






おわり
 

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