君らが居たから...

□4月
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私が中学1年の1月に起こった話し。

たまには歩いて帰ろうと思い家に向かっていた最中知らない男性にぶつかってしまった。
「すいません」と私は慌てて謝った。
男性は「何処見て歩いているんだ」と私に怒鳴った。
謝ったんだからそんなに怒こらなくてもと思いながら
その男性の説教を聞いていた。
いい加減帰りたいなと思っていた
「オイ人の話を聞いているか?」と強く腕を掴まれた。
痛かったので「止めて下さい」と掴まれた腕を振り払おうとしたけど男性と女子中学生じゃ圧倒的な力の差があって振り払えなかった。
その時
「そこの君ー止めたまえーーその子が嫌がっているではないか。」とまたもや知らない男性が....
これ早乙女学園の学園長シャイニー早乙女との初めての出会いだった。

シャイニーに助けて貰った
私は恩返しがしたいと言った
「じゃーミーの事務所のアイドルになりなしゃーい。」と腰に手を当て私に指を指した。
「えっ?」と私は唖然とした。恩返しがアイドルとして働けだなんて....
でもまー今までの生活に飽き飽きしてたからいいか!!
とそんな乗りで私は早乙女学園に入学した。
でも私は中学生だから
一般教養を習わなきゃいけないので
アイドル
科を卒業した後2年間アパレル科で足りない分を勉強することになった。
でも私は思った。
だいたい中学を卒業した人達が入学してくるのに今更中学の勉強なんてするのだろうか?

その問いはアパレル科に編入した時解決した。
空き時間に
自分で勉強するだけだから......
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