創世の間
□僕と姉の徒然日記。
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姉は人生の大半を自分の趣味にあてている。
姉にかかる義務・権利その他諸々は趣味やしたいことをするための、つまり自由を得るための過程、ステータスにすぎない。
そのステータスですら姉の気分でどうとでもなっていく。
僕は世界が姉のためにあると小学校高学年まで信じて疑わなかった。
そして僕自身も、その世界で姉のために生きているのだと思っていた。
僕という存在は姉のためにある、と。
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