右脳の見る白昼夢

□設定集
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in 弱ペダ。

楠 芳(くすのき はな) 。花屋の息子。

福富の幼馴染み。おバカ。フィギュアとガンプラ好きのちょいオタ。
手先が器用でロードレーサーの整備とマネージャー業をゆるっとこなしてる。
実は二周目の人。知識なし転生。寝て起きたらいつの間にか弱ペダにコンティニューしてた。
人好きのするベビーフェイス。なにかに没頭しているときは甘さがなくなりそのギャップも含め愛されてる。
前世の名前そのままで家族も変わってないから前との違いに時折感傷的になるけどいまを楽しんでる。
二週目ということで前より自由に生きてる。
大人を経験してるから前より家の手伝いをしたり自分でできることは自分でする。お弁当とか、つくってみると凝り性で着実に女子力を上げてる。試食は福ちゃんがしてくれる。
周りからは福ちゃんの犬(大型犬)と認識されてる。

箱学でも一貫して「芳(はな)」「ハナちゃん」で呼ばれる。
福ちゃん、新開は前者、荒北と東堂は後者。
後輩はハナさん、もしくはハナ先輩。真波はハナちゃんセンパイ。

芳からは

福富 →「福ちゃん」
新開 →「新開」
東堂 →「尽くん」
荒北 →「荒北くん」
泉田 →「いずみん」
真波 →「マナミ」

福ちゃんとは小学校時代からの幼馴染みで乗らないけど自転車の整備は面白そうだなと福富家によく出入りして今では福ちゃんより自転車に詳しい。乗らないからこその技術屋に特化。その根幹は只のガンプラオタ。部品(パーツ)と道具には拘る。本人は自覚なし。
でもいつの間にか福ちゃんの専属整備士にされている。
中学校時代は自転車競技部に入らず同じクラスの小学校からの友達の女子に勧誘されて家庭科部に入部。家庭科部唯一の男子部員に。
曰く「これからは男の子だって料理の1つや2つ簡単に作れて洗濯物もたためなきゃ結婚できないわよ。たとえ出来たとしても長続きしないの」
ここで3年間女子力に磨きをかける。
普通の男子ならからかわれるネタだがこと芳に関しては普通じゃないので温かく見守られてる。上級生にからかわれても本人気にしないしクラスメイトとか同小の子とかがかわりに反撃する。もしくは同小の上級生に反撃してもらう。
同じ部活じゃないけど家が近所だし大会のときは予定がなければ応援にいく。
家庭科部は基本的緩い活動のため、自転車競技部には家庭科部で作ったものの差し入れや臨時のドリンク作りユニフォーム、タオルの洗濯もしてる。
福ちゃんの部活の様子を見に行きがてら、自転車の調子も聞いて気がついたときにそういうことをしていたら福富専属のマネージャー兼整備士に。
周りからはまるで夫婦のようだと影で言われるように。
稀に福ちゃんのほうが家庭科部に顔を出すと家庭科部の女子が沸く。いろんなの意味で。
高校では入学前というより進学先を決める段階から福ちゃんに箱学の自転車競技部に入ろうと勧誘される。
めったにない福ちゃんの頼みなので両親にも福ちゃんのお願いならと層の厚すぎる部に尻込みしながらもマネージャーとして入部。
「福ちゃん、入るのはいいけどオレなにしていいか分かんない」
「中学の頃から俺にしてくれていたことを今度は部員にしてくれればいい」と言われ
基本緩い系男子のため好き勝手に行動する。
記録係とかは苦手で基本掃除洗濯中心。ドリンク作りもする。整備ははじめ福ちゃんのだけをしていたけど、中学の途中から新開のもたまにするように。同級生にも整備でわからないことがあったときはアシストするかんじ。
今まではマネージャー的な存在は部員のなかで下級生が適当に回していたものが、芳が入ったことで部室も清潔に保たれ、面倒なドリンク作りも洗濯物も溜まらなくなり、皆平等に練習に打ち込めるように。ついでにおやつを福ちゃんと新開それから東堂限定で弁当のときに振る舞う。途中からそこに荒北も加わり最終的にチーム箱学+α。
荒北とは2年から同じクラスになる。
芳は荒北くんスゲーと思ってる。福ちゃんにときどき様子を見てをやってくれと言われ気にかけるようにしていたものの、荒北が福ちゃんの言うままに人の3倍努力してる姿に胸を打たれる。
はじめは福ちゃんのビアンキを傷だらけにされてショックだったけど前へ前へと進もうとする必死な姿にはじめて誰かのために何かをしてあげたいと思うように。
いまでは箱学一の荒北ファン。
福富は芳の心境の変化を喜ばしく思い、新開も嬉しいけどヤキモチ。
いつも福富と芳の家族のような兄弟のような距離感を羨ましく思ってる。
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