かつて、特別国家公務員の仕事をしていました。

その当時、後輩達が鬱病にかかり、何も出来ないまま、卒業してきました。

それから、もっと大切なものを失いました。



何も出来なかった自分。
でも、何か出来なかったのか?

辞めてもずっと好きで、手放せなかったギター。

ずっと、心がからっぽになっていた。

もう何年も感じた事のない、人の優しさに突然触れる事がきっかけで、曲が出てきた。

嬉しさのあまり、ぽぽろ〜どにギターを持って行った。

でも、恥ずかしくて歌えなかった。




2回目…、またぽぽろ〜どに来た。

今日歌えなかったら、一生音楽を辞めて、ギターを売りなさいって、自分に言い聞かせました。

それが、どうしても嫌だから、勇気を出しました。



若者に、頑張って秋田を盛り上げてくれと激励されました。
「ありがとう」



もう、いくら歌っても、一番伝えたい人に、俺の歌は届きません。
でも、1%に満たない可能性でも、いつか届くと信じています。


お医者さんでも治せないといわれた鬱病達をいつか俺の歌で治してやりたいって夢を持って…。

ただ、自分の心の闇と、他人の心の闇を光に変える為に…。



実際、趣味として歌ってますが、自分自身歌わないと生きていなかったかも知れません。



現在、ぽぽろ〜どでは路上禁止なりましたが、また歌える日を信じて、由利本荘市の「五番堂」さん等で、歌わせていただいております。

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