short
□へんたい
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「あ、おはよう先生」
「おはようございます、土方先生ェ」
「あぁおはよう、さか……」
翌朝、俺たちは土方先生を待ち伏せて腕組みしたままあいさつしてみた。
土方先生は俺と高杉の腕を凝視している。
「土方先生ェ、実は俺たち付き合う事にしたんだよ。銀時と仲良くしてくれてたみたいだけど、これからは遠慮してくれよなぁ」
「…そうか、なかよくな」
「うん」
先生、全部ひらがなで話してた。
隣では先生が見えなくなってから爆笑しっぱなしの高杉くん。
何か本当にショックうけてた顔してたから、少し罪悪感。
それから1週間先生は何もしてこなかった。
俺には。
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