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□どりーむからー(蘭拓)
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「なぁ、神童」
「何だ?霧野」
幼馴染の霧野とはとても仲が良く、大親友だ。
俺も霧野も同じサッカー部。
部活の事でも話ができるし、同じクラスだし、たくさん話せるからとても仲が良い。
第一、霧野の話はとても面白く、聞いてても飽きない。
だから、霧野は友達が多い。
そこの点では少し、羨ましいが…
「なあ!お前、必殺技とか考えてる?」
「必殺技ってサッカーの?」
「そう!でさ、いい名前があるんだけど…」
「名前だけ…?」
「別に、内容は神童1人でも考えられるだろ?」
「まあ…」
「だから、俺の考えた名前に合わせて作って!」
合作だぞ!と言って、ニコッと笑った。

「フォルテッシモって言う、名前はどうだ?」
「フォルテシモじゃなくて?」
「違うの。神童、ピアノ弾けるだろ?だから、音楽関係にしてみたんだ。どう?」
「いいとは思うけど、霧野何でフォルテシモじゃなくてフォルテッシモ何だ?」
「響きが、いいから。フォルテシモだったら噛みそうじゃん」
「で、何で元になるのがフォルテシモって名前なんだ?」
「神童も知ってるだろ?メゾフォルテ、フォルテ、フォルテシモ…って」
「ああ…」
「フォルテシモってどういう意味だか、わかる?」
「えと…最も強く…だろ?」
「そう!だから、そう言うこと。
最も強いシュートってことだな!!」
「なるほど…それ、いいぞ!フォルテッシモ!」
「だろ!」(ドャァ…)
「じゃあ、どんなのにするか考えるな!」

こうして、フォルテッシモはできたのである(妄想爆発)
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