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□君の隣(佐久源)
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好きなんだとてつもなく、大好きなんだ。
「好きだよ。」
そう、友人ー…と言うか親友の佐久間に言われた。
「へ?」
俺はあぜんとした。
そんなこと言われるとは思いもしなかったから。いや、普通思わないだろう。
「あの〜その…えと?」
俺が慌てていると、
「プッ冗談だよ!嘘嘘!」
「へ?」
「だーかーらーうっそぴょーんって。」
「そうか…」
「何だよ。そんな悲しそうにすんなよ……」
佐久間は急にだまりこんでしまった。
「?」
「源…田」
熱っぽく、こちらをじっと見てくる。
俺と佐久間は、見つめあうようになってしまった。
そして、だんだんだんだんと顔が迫ってきた。
そして互いの唇がふれあい、チュッと言うリップ音を立てた。
「ん…」
苦しくなって、息をしようとして口を開けるあと、舌が入ってきた。
ぴちゃ…とわざと佐久間は音を立てた。
長いキスが終わると、銀色の糸を引いて互いの唇は離れた。
はぁはぁと、俺は息をする。
「好き…だよ。」
「…冗談なんじゃなかったのか」
「ほんとは好き」
「佐久間は意地っ張りだな。」
そう、クスッと笑うと、うるせーなんて言ってもう一度短かい短かいキスをした。
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