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□吸血鬼パロ!
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蘭拓編です\(^o^)/



俺は、霧野蘭丸。
一応吸血鬼…なのだが…
吸血鬼の掟を破り、真昼間に外へ飛び出した。
俺は、他の吸血鬼と違い夜は弱り、明るければ明るいほど元気だったのだ。
(久しぶりの外は気持ちいいな!)
まだ、人間の時ぶりだった。
俺は倉間とかと違い生まれつき吸血鬼なのではなく、ある日突然だった。
その影響もあるのだろう。
夜弱いのは…
街へ走り出すと、誰かにぶつかる
「いてぇ…」
「あっすみません!」
俺は、その少年にハートを奪われた。一目ぼれって奴。
「いえいえっ!」
俺は、サッと立ち上がりキリッと言う顔をして少年に手を差し伸べた
「あっ!ありがとうございます」
そう言って、少年は俺の手を取ってニコリと笑った。
「えと…名前は?」
「あっ神童…拓人と言います」
「神童…さんか…」
「神童でいいですよ?えと…あなたは?」
「えっああ…霧野蘭丸だ…霧野でいい」
「霧野…か…よろしく!」
「ああ!…その、よかったら街を案内してくれないか?」
「?霧野は、この辺りに住んでいるんじゃないのか…?」
しまった。
「あ.いやその、旅行で…な」
「そうか!じゃあ、案内しよう」




「…ここは?」
とても大きな建物だ。
「雷門中学校だ!俺はここに通ってる」
「中学校…」
「…中学校は……ダメだったか?」
「えっ!いや、そんなことない!」
「そうか…じゃあ、行きたい所とかはあるのか?」
「じゃあ…神童の家に行きたい」




「ここだ」
どかーんと大きな建物。
さっきの中学校よりはるかに大きい
「…何楷に住んでるんだ?」
「?これ、まるごと俺の家だぞ」
「!?」
ポカ〜んとしていると、
「霧野は、女の子みたいで可愛いな」
「えっ!神童のほうが、すごい可愛い!ついついす…」
俺は、もう少しで告白しそうになってしまった。
「え…ぅ…ありがとな」
少し、顔を紅く染めてそう言った神童は本当に可愛かった
「神童…」
「…?入るぞ…」
「えっあっじゃあ、後で!」
「…ああ」
告白は、後でにする。





*蘭拓編V2に続く*
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